五十嵐 裕美(いがらし ひろみ、1986年12月13日 - )は、日本の女性声優。 マウスプロモーション所属。北海道出身。
小简介
『ぷちこ声優オーディション』の最終選考候補者。主に少女少年役を演じる。『会長はメイド様!』の兵藤葵役を演じる際は、女装しているときとしていないときで声を使い分けている。特に「つきねこ」は、ドラマCD、ラジオ、イベントと、精力的に活動を行っている。
本人曰く、声優になったきっかけは『進路が決まらなかったから』。やりたい事が見つからずに母親に相談したところ、以前からアニメが好きだったという事から、声優への道を提案されて一念発起して上京。『動機だけを聞けば不純なように聞こえるが、決して軽い気持ちではなく、声優になる為に相応の努力をした』という趣旨のコメントをしている。
個人ブログのタイトル「本日、ネガ? ポジ?」が示すように波がある性格らしく、出演するラジオなどで度々ネガティブな一面を見せることも。ラジオでは主にツッコミ役を担当するが、イジられ役に回ることも多い。進行役に回ることは少なく、どうすれば良いのか分からずに慌てることもしばしば。
一般的に認知されているニックネームとして、「ゆきんこ」がある。この苗字にも名前にも掛かっていない独特なニックネームは、仲の良い声優である喜多村英梨によって命名されたものである。理由としては、「北海道出身であること」と「雪のように肌が白くて美しいこと」が挙げられており、「じゃあ、ゆきんこでいいんじゃね?」というような、軽いノリで命名されたとの事。
なお、このニックネームを彼女自身は受け入れているものの、『バカとテストと召喚獣 文月学園放送部』において、メールの文章中で彼女を「ゆきんこ」と呼称したリスナーから、「雪のように肌が白くて美しいから」という由来をパーソナリティーの下野紘と原田ひとみの前で公表されたときには、さすがに恥ずかしがっていた。
ドラマCD「つきねこ」で共演している声優坂巻学のことが(嫌いではないが)苦手らしく、「つきねこラジオ」で収録ブースに乱入してきたときなどは、番組の進行がストップするほどに取り乱し、戦々恐々としていた。ただし、その傾向は徐々に緩和されつつあるようである。
また、この「つきねこ」のイベントでは歌を唄う事も多いのだが、歌詞を間違える事が珍しくなく、「つきねこラジオ」でちゃんと間違えずに唄いきれたかどうかが話題に上る事も。この事から、上がり症の一面も垣間見える。そして、この件は観客がカンペを用意してくれるという、イベントの特長である「出演者と観客の身近さ」が窺えるエピソードへと発展した。
『つきねこラジオverインプロ』(第9回放送)で、『プレイステーション3、Xbox(おそらくはXbox 360を指していると思われる)、ipod、ルンバ(自動掃除機)、高性能なスピーカーが欲しい』と語っており、リスナーにおねだりをしていた。ただし、(欲しいのは本当だとしても)おねだりは本意ではない様子で、『おねだりは神(=番組の構成作家)の指示』と明言した上で、自分の物欲が露呈している状況を嘆いていた。
また、同じ第9回では24歳の誕生日に先駆けて、同番組で祝ってもらった。年齢は非公開ではないが、誕生日を迎える事に対して『また一歩、死に近づいた』とネガティブな発言をしている。ただし、祝ってもらえる事自体は嬉しいようである。誕生日プレゼントに『ファンサービス』を狙ったスタッフの思惑により学ランをもらい、番組中に着用していた。学ランは彼女の穿いているスカートよりも丈が長かった為、学ランのボタンを閉めると『スカートを穿いてないように見える』と番組内で話題になった。